とよた市民活動情報サイト豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ 「アートフレンド」活動紹介・報告保健・医療・福祉の増進26.Season3 益富交流館「対話によるアート鑑賞」出前講座

26.Season3 益富交流館「対話によるアート鑑賞」出前講座

公開日:2020年06月14日 最終更新日:2023年01月13日

タイトル 26.Season3 益富交流館「対話によるアート鑑賞」出前講座を開催。

詳細

2020年3月12日(木)13:00~14:30
益富交流館、中会議室にて鑑賞講座を開催いたしました。

たまたま交流館にいらした飛び入りの方も含め16人の方に参加を頂きました。ありかとうございました。


今回は豊田市美術館が誇る、
ウイーン分離派の三英傑の様な存在の
クリムト、シーレー、ココシュカの中から、参加者の皆さんが
多数決で選んだ【オスカー・ココシュカ《絵筆を持つ自画像》1914年作】をじっくり対話型鑑賞を行いました。

参加者の皆さんはなぜこの作品を選んだのでしょうか・・・?
 ・人物も背景も全部が暗い色、そこが気になる。
 ・自画像なら、自分が画家であることをもっと明るい色で目立つようにアピールしないといけないのでは?
など、皆さん初めは、画面全体の暗い色調であることが気になるようでした。

色々な意見が出る中、
制作年の1914年に気付た後は、絵の制作時代と作者の気持ちを想像しながらの話に広がりました。
 ・ヨーロッパでは第一次世界大戦が起こり若手画家として、これからなのに絵を描けなけなる悔しい思い。
 ・戦争に行く時に、大切な家族に画家である自分を覚えていてほくて描いた絵。
など、作品の目には見えない部分を想像して考えたり、語ったり、まさに対話型鑑賞の『見る、考える、話す、聴く』が体感いただけました。


3月20日~開催される展覧会の見どころもお伝えしました。
*「久門剛史―らせんの練習」
*「開館25周年記念コレクション展
  VISION Part1
  ひかりについて/光をともして」

益富交流館のご厚意で、地域の回覧板にこのチラシを入れていただきました。

まず初めに「アートフレンドって何しているの?」から始めます。

パワーポイントを使って分かりやすく豊田市美術館について、新しい展覧会について見ていただきます。

注目の若手作家 久門剛史 初の大規模な展覧会。個性的な展示空間を使ったインスタレーション。
美しく、ドキドキする展覧会。必見!!

開館25周年記念コレクション展。
ゲスト作品もあり、大変見ごたえがあります。

電気をテーマに、洋画、日本画、デザインなど、様々なジャンルのコラボレーションをお楽しみください。

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