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28.Season1豊南交流館「対話によるアート鑑賞」出前講座

公開日:2020年08月19日 最終更新日:2023年01月13日

タイトル 28.令和2年度 Season1豊南交流館「対話によるアート鑑賞」出前講座

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コロナ禍のなか自粛していた、豊南交流館の「対話によるアート鑑賞」出前講座を7/30日に開催することができました。
コロナ対策をしっかりとして、3密を避け、募集定員を半数にし、マスクの着用、消毒、換気に心掛けて行いました。

コロナの影響が心配され、参加者が少ないなか、対話を繰返すことで有意義な鑑賞の機会になりました。

地元の作家、牧野義雄の《ピカデリーサーカスの夜景》を鑑賞。
挙母藩だった明治に生まれ、アメリカを経てイギリスで活躍。「カラーオブロンドン」で一躍有名になる。
照明に写し出された霧の中を、細部まで見ていくと、当時の市井の人々の様子が浮かびあがり興味深いものとなった。

もう1点は田中敦子の《Work1963B》を鑑賞。
カラフルな色の円と無数の線が絡み合う。
色々なものを想像させる。
糸巻、電球、絡まった線を解きたくなる。
最初の発想は「電気服」だった。電球の服なんて熱くて着ていられないなどの意見も出て、制作した時代背景など鑑賞が深まる。

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