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45.とよたつながる博    10/30 ホー・ツーニェン百鬼夜行

公開日:2021年11月08日 最終更新日:2023年01月13日

タイトル 45.とよたつながる博(第3弾)     10/30 ホー・ツーニェン百鬼夜行

詳細

2012/10/30(土)14時から15時30分
とよた市民活動センター 活動室1
とよたつながる博「豊田市美術館で開催中の展覧会について知ろう」第3弾

参加人数は、定員の10名

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

いつもの様に、アートフレンドと豊田市美術館の紹介動画を見て頂きました。

豊田市美術館で現在開催中の
「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展から100の妖怪から《マン・イン・ザ・ミラー》という名の1個の妖怪を取り上げます。

自由な意見を伺った後に、「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展の見所紹介をプロジェクターを使って、丁寧に解説しました。
アニメーションの動画という今までにない作品であるが、歴史や、伝承を丹念に調べ、シンガポールを軸にアジアの複雑な物語を描き出した作品で有ることを解説し、展覧会のワクワクを伝えました。

○1点トークによる対話型鑑賞
今回は全て動画作品となっており、アニメーションである作品から、《マン・イン・ザ・ミラー》を一枚の絵のように見て、対話型鑑賞を行いました。

まず自由に感じた事、考えた事を話して頂きました。
*服装からしてギャルっぽい
*顔全体が鏡みたい
*顔を隠す、新しいマスク。顔がわからない匿名性がある。
*妖怪には見えないな

どんな妖怪?
*鏡に写った人の隠れた性格を読んで、合う洋服に変えてしまう良い妖怪。
*鏡ではなく、大きな口を開けて噛み付いてくる
*鏡に写ったら吸い込まれて違うところに連れてかれて帰れなくなる
*鏡ではなくぺラペラの液晶のTVを下げて映像を映しながら歩いている。
将来みんなそうなるのでは
*鏡に写ると顔が変わってしまい、自分の顔がなくなってしまう。

○《マン・イン・ザ・ミラー》の作品について
マイケル・ジャクソンの「マン・イン・ザ・ミラー」(鏡の中の人)という曲から作者であるホーツーニェンが考えた妖怪。
「鏡の中に映る自分から変えていこう。それが世界を変えることに繋がっていく」という曲のメッセージ。

「妖怪は姿を変化させるもの」を通して、変容と言うキーワードを考えよう。
人はどんな時にどの様に変容、変化するのか問いかける作品と言えるかもしれない。

○「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展の見所解説
作品に影響を与えるている故郷シンガポールの解説。
2019あいちトリエンナーレ豊田市会場「喜楽亭」での作品《旅館アポリア》との繋がり。
なぜ妖怪なのか。
第二次世界大戦のふたりの「マレーの虎」について。
日本の虎の時代における変化などを映像を使い解説しました。

参加者には、妖怪は日本の歴史、時代を見るもので見あると、展覧会への興味を持っていただけたと思います。
豊田市美術館にお越しいただき展覧会をご覧頂ければと思います。

開催期間

「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」
2021.10.23から2022.1.23
豊田市美術館

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