83.2023年度 4回目「豊田市美術館で開催中の展覧会を知ろう!!」
公開日:2024年03月11日 最終更新日:2024年03月13日
◆2024.2/27日(火)13:00~14:30 美里交流館 中会議室 参加者:13名+スタッフ8名 計21名
◆ 展覧会「未完の始まりー未来のヴンダーカンマー」美術館の隣に4月26日に開館する博物館(坂 茂氏設計)に合わせて企画された。
・ヴンダーカンマーとはドイツ語で「驚異の部屋」という意味。15世紀のヨーロツパで始まったこの部屋は美術館、博物館の原型とされている。
・博物館の源流を知り、多文化との出会いを通して、未来の美術館や博物館の新たな可能性を探ります。
・作家はメキシコ、ロシア、日本、中国、ヴェトナム出身の5名、皆40才代。
・展示室8、2階の展示室1を使用。約1時間の映像作品が3つあり、時間に余裕をもって来館してください。
◆奈良美智の一枚の絵画作品をみて、コミュニケーションしながら、ワイワイじっくり見てみましょう。
◆どんなことを感じましたか?第一印象、何でもいいので自由にお話しください。
・怒っているみたい。目にミラーボールが当たっているみたい。目が細かく描いてある。どこを見ているのかな?
・漫画っぽい。言葉にならないがじっと真実を見つめている、真実を探している様。
・目が猫の目の様、仮面をつけていて、もう一人の自分がいる。猫の目が、自分に考えてみて、と言っている。
・今のあなたはどうですか?と問いかけている。
- タイトル《Through the Break in the Rain》「雨の止み間に通り抜ける」
◆この少女は雨の止み間に通り抜けてどこから来たの? 何を見てきたの?この後どこに行くの?この雨はどんな雨だったの?
今、何をやってるの?悪いものを見てきて、あなた達、しっかりしなさい。と訴えている。
人間の醜い争い。戦争のない幸せな所へいきたい。
◆まとめ 奈良さんの作品を見て、じっくり鑑賞会しました。日常に照らし合わせ、今も戦争の影を感じる中で、皆様の豊かな感性をお話し頂
き、参加者、スタッフみんなで共有できました。ありがとうございました。またの参加をお待ちしております。