50.とよたシニアアカデミーはじめの一歩講座「豊田市美術館のおすすめアートを楽しもう」
詳細
2022.1.22(土)
10:30から12:00
とよた市民活動センター ホール
【令和3年度とよたシニアアカデミーはじめの一歩講座「豊田市美術館のおすすめアートを楽しもう」】
参加者12名(定員数)
主催:とよたシニアアカデミー事務局
主催者様より私たち「アートフレンド」に講座の講師のご依頼をいただきました。
コンセプチュアルな現代アートをベテランガイドボランティアの進行で対話を通じて深く鑑賞いただきました。
参加者の皆様と,
とよたシニアアカデミー事務局に感謝いたします。
[参加者募集のチラシ:とよたシニアアカデミー事務局さん作成]
事前に主催者様と一緒に講座の内容を打合せしました。
主催者様の要望で、従来の講座よりも対話方鑑賞の後の作品の解説の時間を多くとりました。
内容
1.豊田市美術館のアピールと、「アートフレンドってなあに」の動画を紹介しました。
2.対話型鑑賞会
河原温
《MAY 13 1971 Todayシリーズ(1966‐2013》
チラシの写真を見ながらの1点トーク(作品の情報はなしで、参加者の感性で対話を通しての鑑賞)
「対話型鑑賞とは?」を説明…美術作品への対峙のしかた
見えるものを見る 見えないものをみる
自分の感性、価値観で作品をみる
自分にとってどんなものか?を考える
●鑑賞スタート
Q自分にとってこの作品は?
・自分は何歳だったかな?思い出のようなもの
・ずらりと並んでいる作品を見て、歴史を重ねていると感じた。
・こういうやり方で個人の人生を自分で表現して、作者の人生、見る人の人生をシンプルに表現していてすごい。
・進行役(トーカー)より
作品という鏡、作品を通して自分を見る。自分を知ること。
見えないものをみる 日付絵画
作品に見られている 作品に問いかけられているとしたら?と考えてただきました。
Q作品から自分の存在を見るとしたら?
・わからない世界ながら、これからの未来も考えさせる。
・わからないことを実感することが大切
・作品は自分に返ってくる。鑑賞の本質
・自分自身をみる。自分が作品の中にでてくる。
自分作品とはそういうもの。
・進行役(トーカー)の方話を聞き感動した。
見方はさまざま。たびたび豊田市美術館を訪れているが、そのたびに自分にとって何か得ることがあるのが美術館。
3.作品の解説
[河原温
《MAY 13 1971 Todayシリーズ(1966‐2013》の作品の解説の様子]
オリジナルのスライドで解説
・作者について
・なぜこれがアートなの?
・作品を理解するために制作方法を知ろう
4.豊田市美術館の代表作品の解説
その1
《オイゲニア・プリマフェージの肖像》
豊田市美術館の代表作品の解説
その2
郷土の画家「牧野義男」の解説
オリジナルの紙芝居を利用してわかりやすい説明を心掛けました。
この情報は、「豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ 「アートフレンド」」により登録されました。