105.今年度最後の鑑賞ツアー「博物館・美術館で開催中の展覧会をみよう!」
2025.3/8(土)10:30~11:15 博物館「和食」 ⇒ 11:30~12:15美術館「玉山拓郎 FLOOR」を鑑賞
・雨が降る寒い日でキャンセルもありましたが、参加者:11名の方にお集まり頂き+スタッフ:4名 計15名
・博物館【ユネスコ無形文化遺産に登録されて10年「和食」】鑑賞 担当:博物館個人パートナーのスタッフ
・展示室へ、パートナーさんのジェスチャーを交えた楽しいお話しに「🍄🟫キノコの展示にホンモノみたい」
「毒キノコは笑いが止まらなくなるんだろうな…」「山菜の標本に牧野冨太郎さんを思いだすわ…」と次々。
・大根コーナーは守口大根と桜島大根を比べて「違うのね〜面白いわあ」
大根といえば日本中、青首大根になっているそうです、「あ〜そうね」と納得「美味しいし、作りやすいのよ」
・マグロの模型では江戸時代、マグロは下魚でした。「今は、高級魚!」「でもこの頃、トロは下の下って事ね」
・長屋王(貴族)と庶民の食事を比べて「すごいわねぇ〜貴族は…チーズ?まであるの?」
・サザエさんの漫画のところで「みなさんはいつ頃トースターがありましたか?」と質問
「小学生の頃だったわぁ」サザエさんちが早いことに驚きの声。
・最後に「面白かったわ」と言ってくださった。
「日本のこれからが心配になるわ…だって若い方たちは自分で作らなくなってるから…」との感想も聞けました。
・美術館へ移動、エントランスで作家についてお伝えしスタート、、、展示室以外の思わぬ所にも作品が、東出入口へ。
・どこに作品が?「グレーのあれでしょう。壁の様に見えないし」と早速のお言葉。「壁との色のコントラストがいい」
・「これかが作品なの?別に無くてもいいじゃない 展覧会が終わったらどうするの? 中とのつながりが分から無い」
無くてもよい?そうでしょうか?では展示室で見てみましょう。
・展示室に入る前に、谷口建築と玉山拓郎さんについて、子供の頃、美術館にきてスケール感に圧倒された。
学生時代は大学と近くよく来ている。彼のスケール感で知りつくしていた、構想に時間が掛らなかった。
・展示室1に入るなり、「どこか別世界に入りこんだみたい 梁が見える 外にあるのと同じ色に見え無い」
「位置によって違う 外の色とは違ってみえる一緒なの? グレーかかったダークパープル」
・何か他に気が付いたことは?「音? 獣の声? 怖い気がする音が無いのとは全然違う、展示室では無いみたい」
・展示室2「天井のシャープさに比べて重い 色と方向性のない形 展示室1と2のスケールの違い 真下にいると落ちてきそう」
・展示室3 「ここまでつながってるの?凄いね。どうなってる? よく思いついたよね」 注目の若手です。
・「形にこだわってる まっすぐの方が気持ちいい 斜めの壁の方が視点が変わって面白い 色は変えているの?
作為的に変えている 絨毯の毛足によって違うのでは?」
・通路 「圧迫感がある、いつもの方が良い 外から見られ無い様にしている 谷口吉生さんをリスペクト
現実から切り離す異空間 空間の中で各自が騙し絵の中に入っているみたい この美術館でしか出来無い」etc
・展示室4、5へ 現代美術に慣れてみえ感想は尽きない、不思議な空間で非日常を体感していただいたようです。
この情報は、「豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ 「アートフレンド」」により登録されました。