とよた市民活動情報サイトHAMサポ豊田活動紹介・報告まちづくりの推進【運用】8J2T7K 豊田市制70周年記念特別局(2021.4.29)

【運用】8J2T7K 豊田市制70周年記念特別局(2021.4.29)

公開日:2021年04月30日 最終更新日:2023年01月13日

タイトル 【運用】8J2T7K 豊田市制70周年記念特別局(2021.4.29)

詳細

ゴールデンウィークの始まりと思いきや、朝から雨。こういうときの運用は、とよた市民活動センターに限ります。数日前に週刊天気予報で今日が終日雨天であることが分かったので、豊田市の公共施設予約システムで部屋利用申請をしておきました。

今回は、無線機から発信する電波で直接交信をするのではなく、日本アマチュア無線連盟が開設している「D-STAR」という通信システムを使って、隣市の日進市にある「愛知日進430」というレピーター(中継局)を介して交信を行いました。交信相手も同じように、相手先に近い「レピーター」を介して交信します。
直接の電波が届かない遠方エリアを対象に約5時間で30回ほど呼びかけをして、5交信することが出来ました。

部屋の入口に「8J2T7K」ののぼりを掲げて、今日の会場づくり開始です。

この活動室には「愛知日進430」レピータに向って窓があります。

窓ガラスとアンテナの距離で送信系の特性(好ましくない定在波の発生)が変化することが分かりました。
一つ勉強できました。

「全国レピーターマップ」を参照しながら交信先を選びます。

「愛知日進430」から「東京電機大学430」へつないでいます。これを「ゲート越え」と言います。
この「430」というのは、430MHz帯の周波数を使っていることを表しています。このほかには「1200」というのがあります。

「ゲート越え」で双方がつながると声が聞こえますが、つながる前は相手先の使用状況を知ることはできても、無線機から相手先の声は聞こえません。
不適切なタイミングで声を掛けてはいけないので、補完システムの「D-Monitor」で相手先の交信音声を確認します。

ゲート越え:交信したい地域にある「レピーター」をこちらで選び、2つの「レピーター」をインターネット回線でつないで交信します。
<説明画像はアイコム株式会社のHPから引用>



1回の交信では、1回呼びかけをして30秒ほど応答を待ちます。応答があれば交信しますが、無ければ接続をクリアします。そして5分ほど待って、次の交信へ移ります。
入口中継局に「愛知日進430」を利用させていただきました。多回の利用にもかかわらず、容認していただきましたことに感謝いたします。
今後、あらためて国内・海外局に発信していきます。国内では、全レピーターで交信したいですね!

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています