「とよたのエがオになる市民活動ラリー」記念特別局 8J2TESR 運用 10/6
公開日:2024年10月08日 最終更新日:2024年10月09日
「とよたのエがオになる市民活動ラリー」記念特別局8J2TESRの公開運用を10月6日(日)に行いました。
運用地:豊田市下山大沼町 八沢の丘ひろば
運用時間:10時00分~15時30分
参加者:地元の方6人(内、小学生1人)、アマチュア無線仲間2人、スタッフ4人
運用バンドと交信数:7MHz(SSB)41局、50MHz(SSB)3局、144MHz(SSB)3局、430MHz(FM)11局
交信体験:430MHz(FM)2人
長らく放棄されていた旧大沼小学校跡地を、地元住民のみならず広く利活用してもらえるようにと、地元の有志の方々が3年前からコツコツと整備してこられた「ひろば」をお借りして、特別局の公開運用を行いました。また、前日には全面の草刈りを行っていただいたおかげで、清々しい気持ちで運用に励めました。
そして、アンテナポールを目一杯伸ばせるように、支線を最適な角度をもって敷設しても、来場者や周辺の器物に影響を及ぼすことなく、安心して運用ができました。
「WRC」ポスターと「とよたのエがオになる市民活動ラリー」ポスターでゲートを設え、受付へと誘導します。
受付では、全員に「電鍵ファイターⅡ」で電鍵の早打ちタイムラリーに挑戦してもらいました。モールス符号のルールには合致しませんが、短点のみの”E”を150回打ってもらい、そのタイムランクでチョコを1個or2個or3個ゲットするというものです。私たちの『ラリー機運盛り上げ』ツールのひとつです。
ここで和んだ後、参加者のご希望により、①特別局交信の様子を見学 ②アマチュア無線技士有資格者はゲスト交信、③無資格者は体験交信、④歓談(アイボール)を楽しんでいただきました。
手前側 144MHz、430MHz運用、ゲスト交信、交信体験 を担当
奥側 7MHz、50MHz を担当
144MHz、430MHz運用、ゲスト交信、交信体験に用いた機材
無線機:50W出力
アンテナ:グランドプレーン
7MHz、50MHz運用に用いた機材
無線機:50W出力
アンテナ:片側給電フルサイズワイヤーアンテナ、2エレメントデルタループ
秋雨前線が日本列島に沿って延びて、停滞する雨模様の天気にもかかわらず、一時的に晴れ間が覗く好日となりました。
また、この日の午前中は、地元の体育祭が行われていましたが、地元の方が午後から来てくださり、ラリーのこと、アマチュア無線のこと、ひろばのことなどで交歓が盛り上がった充実の一日となりました。
ちなみに下山は、11月24日に「三河湖SS」が開催される土地柄です。地元の皆さんのラリーへの思い入れの強さには圧倒されました!
<メッセージ>
「世界ラリー選手権(WRC)」は国際自動車連盟(FIA)が主宰する世界3大モータースポーツのひとつです。
他には「フォーミュラー1世界選手権(F1)」「世界耐久選手権(WEC)」があります。
「世界ラリー選手権(WRC)」は毎年1月~11月にかけて行われ、年間チャンピオンの座をかけて、市販車をベースにしたラリーカーで様々なコンディションの公道を駆け抜けます。
「世界ラリー選手権(WRC)」の最終戦(第13戦 11月21日~11月24日)が『フォーラムエイト・ラリージャパン』として日本/愛知県・岐阜県で開催されます。豊田市は、地方自治体として競技の主催者を務め、市民をあげてラリー機運の醸成を図るために「とよたのエがオになる市民活動ラリープロジェクト」を展開しています。
私たちは、『とよたのエがオになる市民活動ラリープロジェクト』の”すいしん隊”としてアマチュア無線特別局8J2TESRを開設し、交信運用、体験運用、各種イベントへの参加をもって、ラリー機運の醸成に寄与します。