「豊田市博物館開館記念特別局」8J2TCM 運用 9/1
「豊田市博物館開館記念特別局」の運用を9月1日(日)に行いました。
運用地:「アマチュア無線サポーターズ豊田」クラブ室@豊田市井上町
運用バンド:7MHz(SSB)、D-STAR(ターミナルモード・デジタルヴォイス)
交信数:7MHz 25局 D-STAR 10局
運用者:特別局構成員 3人
台風10号の進路と影響を考慮して、前々日に運用場所(予定:保見交流館)の変更を決定しました。中止することも考えましたが、暴風雨にはなりそうもなく、ただ雨足が強くなったときに困るのが「アンテナ設営」と「機材搬出入」のため、常設のアンテナ(ベランダ手すりに設置したアクティブチューニングアンテナ)が使えて、機材の常設場所でもある「アマチュア無線サポーターズ豊田クラブ室」での運用としました。
当日は予想に反して、青空も見える天気となりましたが、クラブ室での運用は、8ヶ月間という長い運用期間の中での「味変」となりました。
7MHz運用では、国内全域に向けての発信(したつもり)でしたが、東北から四国までのエリアからの応答にとどまりました。
D-STAR運用では、私たちとして初めてインターネットを介して目当てのエリアにある中継局から電波を発信する「ターミナルモードでのゲート越え」をやってみました。利用した中継局は、北海道=函館430、関東=東京日本橋430/東京電機大学430/埼玉堂平山(どうだいらさん)430、東海=岐阜金華山430、関西=京都比叡山430で、デジタル通信ならではの明瞭な音声が返ってきました。
残すところ3か月の運用となりました。気合を入れて走り切りたいと思います。
左:クラブ室内
中:HF運用
右:D-STAR運用
<紹介したメッセージ>
”みんなでつくりつづける博物館”をコンセプトとする「豊田市博物館」では、市民が参加して収集した物品や「とよはくパートナー」が展開する催しへの参加することで得られる市民の体験・記憶も博物館のライブラリーになっていきます。
私たちは「とよはくパートナー」として、豊田市におけるアマチュア無線活動の歴史や記憶を紡ぐとともに、豊田市博物館や交流館等での公開運用を通して、市民にアマチュア無線技術や電波科学への誘いと体験記憶を提供できるように取り組んでいきます。
11月30日までの8か月間を楽しみながら、市民交流を図ってまいります。
この情報は、「HAMサポ豊田」により登録されました。